次世代のデバイス「ウェアラブルデバイス」

投稿日時:2015-05-25 08:58:35

従来のデバイスと異なり、手に持たず、身につけるだけで様々な機能を発揮するデバイスのことを「ウェアラブルデバイス」といいます。先月には、Apple社から時計型ウェアラブルデバイス『Apple Watch』が発売され、大きな注目を集めましたから、名前くらいはご存知の方も多いのではないでしょうか?

実はこの「ウェアラブルデバイス」、次世代のデバイスと呼ばれていて、私たちのライフスタイルを大きく変える可能性を秘めていると言われています。総務省の言葉を借りれば、「世界規模のパラダイムシフト」を引き起こす可能性があると考えられているのです。

ウェアラブルデバイスの最大の特徴は、私たちの身体に一体化して機能する、という点にあります。その特徴から、これまでの機器にはできなかった幅広い活用を可能にするのです。

例えば、メガネ型ウェアラブルデバイスなら、私たちがこれまで手元にある機器で行っていた情報のチェックを、“ハンズフリー”でチェックできるようにすることを可能にします。それが、私たちの行動の選択肢をどれほど広げるのか想像するのは難くありませんね。

他にも体に直接取り付けて、その人の健康状態をチェックしたりすることもできます。こうした機能が進化すれば、医療分野の発展にも大きく寄与することでしょう。このように、ウェアラブルデバイスはあらゆる分野、あらゆる場所に活用されることが予想されます。

本年度を皮切りにして、ウェアラブルデバイスは爆発的に普及すると考えられています。5年後の2020年には、全世界で2億台以上のウェアラブルデバイスが出荷されると予想されています。日本でも、10人に1人はウェアラブルデバイスを装着する時代が到来していることでしょう。

そうしたことを鑑みるに、ウェアラブルデバイスが、これからのIT業界の中核をなしていく産業であることは間違いがなさそうです。IT業界全体に大きな影響を与えると考えられますから、IT業界で働いている人はウェアラブルデバイス産業の動向を、欠かさずにチェックしておきたいところだと思います。

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